オプトジェネティクス(光刺激)用 光源


Light sources for optogenetics, optical stimulation


 

マルチチャンネル 可視光 半導体レーザー光源


ドライバー一体型のコンパクトな半導体レーザー光源(LD光源)です。

 

2チャンネル,4チャンネルモデルでは、同じ波長を複数、または異なる複数の波長を1つのボディに搭載することができます。

 

付属の制御用ソフトウェアを使用して、簡単に光刺激に適した台形波を含むさまざまな波形を作成することができます。

 

レーザー光源の出力は、コア径50μm, NA0.22以上の光ファイバーを接続した場合には仕様表のパワーを確保できます。

 

DPSS(半導体レーザー励起固体レーザー)よりも安定した出力、複雑な波形を作成できること、小さく軽量などがメリットです。


色      波長      出力      Opsin     
405nm 100mW   
450nm 75mW ChR2
473nm 70mW ChR2
488nm 50mW ChR2
520nm 60mW  
638nm 80mW/120mW ChrimsonR, Jaws

 

LISERTM 光源(ライザー 広帯域可視光光源)


波長560nmを中心に500nmから650nmまでの幅広い波長域を発振するDoric社オリジナルの広帯域可視光光源です。

560nm付近が最大出力のため、eNpHR(ハロロドプシン)の励起に使用できます。

  

この波長域からバンドパスフィルターで任意の波長を切り出すことで様々な蛍光センサーに対応することができます。

また、青色レーザー光源を内蔵することもできますので、1つのファイバー出力から、ChR2とeNpHRの励起を行うことができます。

 

 



下記メーカーサイトにて詳細情報をご覧いただけます。


doric社製 オプトジェネティクス製品 セットアップ例


レーザー光源によるオプトジェネティクス(光刺激)

ChR2 

 

刺激は1か所、1波長の最もシンプルな構成です。
光源はレーザー光源(またはLED光源)です。

ロータリージョイントを使用することで光ファイバーパチコードが絡まるのを防ぎ、自由な行動を妨げません。

LISERTM光源(広帯域可視光光源)とレーザーによるオプトジェネティクス(光刺激)

ChR2 + eNpHR 

 

刺激は1か所、2波長の構成です。
光源は青色レーザー光源を内蔵したLISER光源です。

レーザーは青色の波長を使用し、LISER光源は

オレンジ/黄色の波長を切り出して使用します。

ロータリージョイントを使用することで光ファイバーパチコードが絡まるのを防ぎ、自由な行動を妨げません。

 



バイラテラル オプトジェネティクス(光刺激)

ChR2  

 

刺激は2か所、1波長の構成です。
光源はロータリージョイントに内蔵されたLED光源です。

LED光源内蔵ロータリージョイントは光ファイバーパチコードが絡まるのを防ぎ、自由な行動を妨げません。

ブランチング光ファイバーパッチコードと2フェルールカニューラを使用して、2カ所同時に光刺激を行います。

(2本の間隔が都度異なる場合は2本の単心光ファイバーカニューラで行います)

バイラテラル オプトジェネティクス(光刺激)

ChR2

 

刺激は2か所、1波長の構成です。

光源はレーザー光源です。

1x2のロータリージョイントは光ファイバーパチコードが絡まるのを防ぎ、自由な行動を妨げません。

デュアル光ファイバーパッチコードとデュアル光ファイバーカニューラを使用します。